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ノンフィクション「あゝ野麦峠」
(山本 茂実 著 昭和43年(1968)朝日新聞社)
映画「ああ野麦峠」
(1979 監督 山本薩夫 主演 大竹しのぶ )
で知られる野麦峠。
明治〜大正時代、
飛騨から信州岡谷の製糸工場へ出稼ぎのため
多くの少女たちが越えていったのが野麦峠です。
標高1672mの野麦峠、
13歳前後の少女たちが吹雪の中命がけ通った
野麦街道の難所でした。
現在あるような防寒衣料はありません。
現代人なら、どんなに厚着をしてみたって
真冬外に立っているのも我慢ならないのに
当時の工女さんたちの姿は
絣の着物、足袋にわらじ。
その辛さは想像の域を超えます。
当時の日本を支えていた製糸産業。
その裏には10代、20代といった
少女たちの悲壮な生活がありました。
それがあっての今なのですよね。。。
野麦街道、当時の道形が
残っているところも多々あります。
本当にこんなところをわらじで
歩いたのかと信じられないくらいです。
毎年5月には「野麦峠まつり」が開催されます。
目に眩しい新緑を眺めながら、
女工さんに扮した地元の小中学生と一緒に
旧野麦街道を歩きます。

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